
ブレンド出汁という考え方が
金沢を至高の味処にしています。
加賀料理の歴史は、陶磁器や漆器と切り離しては語れません。加賀五彩があでやかな九谷焼、堅牢さと優美さを併せ持つ輪島塗。加賀の食文化は、器と結びついて育まれてきました。たとえば、代表的な加賀料理である治部煮は、美しさと食べやすさを考えた治部椀と呼ばれる専用の漆器に盛り付けられます。祝いの席に出される鯛の唐蒸しは、九谷の大皿に盛られて豪快に映えます。削り節は、加賀百万石の名に相応しい豪華な逸品のかくし味として料理通をうならせてきただけでなく、大衆的な街の蕎麦屋や鍋料理屋のだしとして庶民の舌をも喜ばせてきました。昔ながらの風情を残す浅野川・東茶屋街 界隈には、高級料亭とともに気軽に足を運べる料理屋が並んでいます。料理や器が芸術ならば、削り節もひとつの芸術と言えるかもしれません。料理素材の最高のひきたて役として、また盛り付けを優雅に飾る花として、食文化の一端を担ってきたのですから。けして料理の主役にはならない削り節は、謙虚でありつつも料理の向こう側に大きな存在感を漂わせています。
食のこだわり
素材はすべて国産のもの。日本の海で、日本の船が獲り日本で加工したものだけを、信頼できる業者から仕入れています。海外で加工したものは燻しに使う材木が違うので、どうしても香りが落ちてしまいます。大きさの揃ったもの、質の高いものだけを仕入れます。なので大量に仕入れることができないものもあります。素材は削ってだしをとり、かならず自分の舌で確かめてから仕入れるようにしています。

安心の衛生管理
中屋食品では、削り全国節工業協会のガイドラインに沿ってHACCPの考え方を取り入れた衛生管理を行っております。弊社で製造されるすべての商品は原料の選定から製造、出荷まで、自社の厳しい基準を設定し、皆様の安心・安全の為の商品造りを行っています。

中屋だより
59号2026.10.01
つないだ先に見えたもの
つないだ先に見えたもの
先日、子どものスイミング大会に行ってきました。
今回出場したのは200m個人メドレー・50m自由形・4人1組で泳ぐリレー。
その中でリレーは個人競技とは違い、自分一人の頑張りだけではゴールできません。一人ひとりが自分の力を出し切り次の選手へつないでいきます。
レースが始まると最初は少し後ろの位置からのスタート。
それでも4人がそれぞれ懸命に泳ぎ、少しずつ差を縮めていきました。
最後の選手にバトン……ではなく水泳では次の選手へタッチをつないでいきます。
最後の一人も力いっぱい泳ぎゴール直前には「もしかしたら追いつけるかも!」と思わせるほどの頑張りを見せてくれました。
結果は惜しくも2位。
優勝にはあと一歩届きませんでしたが、最後まで諦めず4人で力を合わせてつないだレースは、とても印象に残るものでした。
今回のリレーを見ていて「つなぐ」ということの大切さを改めて感じました。
仕事でも一人だけで完結することは少なく、誰かがつないでくれたものを次の人へ渡し、その積み重ねによって一つの仕事が形になっていきます。
お客様とのつながり、社内での情報共有、そして日々の商品づくり。
一つひとつを大切につなぎながら次の人へ、そしてその先のお客様へ届けていくことが大切なのだと思います。
今回は惜しくも2位でしたが4人で最後まで力を出し切った姿に、子どもの成長を感じるとともに私自身もたくさんの元気をもらいました。
一人の力を、みんなの力へ。
そして受け取ったものを次へつないでいく。
これからも日々の仕事の中で人とのつながりを大切にしながら、一歩ずつ頑張っていきたいと思います。












076-252-0333




