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27号2024.02.08
治部煮
金沢の郷土料理の一つ『治部煮』。
名前は聞いたことがあるけど詳しくは分からない!そんな方も多いのではないでしょうか。
治部煮は江戸時代から広く親しまれているおり、小麦粉や片栗粉をまぶした鴨肉と旬の野菜、そして金沢特産のすだれ麩をお出汁で煮込みとろみをつけたお料理で仕上げにわさびを添えて全体を引き締めています。
今回は鴨肉の代わりに鶏肉でアレンジし、とろみのあるお出汁で『じぶじぶ』とじっくり煮て作りました。
ご家庭でもお手軽に作れる治部煮、ぜひ一度金沢の味をご賞味ください。
材料〈2人分〉
- 鶏もも肉・・・100g(一口大のそぎ切り)
- すだれ麩・・・1/2本(3cmの短冊切り)
- 花麩・・・2切れ
- にんじん・・・1/4本(梅型に抜く)
- しいたけ・・・2個(石づきをとり飾り切り)
- ほうれん草・・・1/4束(ゆでて3cmに切る)
- 片栗粉・・・適量
- わさび・・・適量
【A】お出汁・・・2カップ(無添加だしパック15g/1袋)
【A】しょうゆ・・・大さじ2
【A】酒・・・大さじ2
【A】みりん・・・大さじ2
【A】塩・・・少々
〈作り方〉
- カットした鶏肉は塩をふり片栗粉を まぶします。お麩は水で戻し、よく絞って おきます。
- 鍋に【A】を煮立ててしいたけ・ にんじん・お麩を加えて火を通します。
- 鶏肉を加え火が通ったらほうれん草を加え ひと煮立ちさせます。
- 器に盛りつけわさびを添えて完成です。